ホーム銘柄レポート / Alphabet Inc Class A
GOOGL

Alphabet Inc Class A

分析レポート
作成日 2026-06-23
分析時株価
$346
投資判断
noteで公開
目標株価
noteで公開
📅 本レポートは 2026-06-23 時点の分析です。株価・数値はその時点のもので、最新の状況とは異なる場合があります。最新の株価・開示は各自でご確認ください。
株おじ
株おじ
Kabuly 案内役

この銘柄、まずは"分析"からいっしょに見ていきましょう。

事業と業績までを無料で公開しています。バリュエーションと"結論"パートは、筆者の個人用メモとして非公開にしています。

1. エグゼクティブサマリー

Alphabet Inc.(GOOGL = 議決権ありクラスA)は、検索広告・YouTube を中核とする Google Services、急成長する Google Cloud、そして Waymo を筆頭とする Other Bets を抱える時価総額約 $4.2 trillion のメガキャップテックである。2026年1月に史上数社目の $4 trillion クラブ入りを果たし、「AIトレードの勝者」として市場の評価を勝ち取った。Q1 2026(2026/3/31期)決算は、連結売上 $109.9 billion(+22% YoY、11四半期連続二桁成長)、営業利益 +30%、営業利益率は前年比2ポイント拡大の 36.1%、純利益 $62.58 billion・希薄化後EPS $5.11(+81% YoY)という、規模を考えれば異例の加速を示した。

Cloud営業利益率が前年の17.8%から32.9%へジャンプし、Capex の収益貢献が見え始めた現局面で、この倍率は成長率(売上+22%・EPS+81%)に対して保守的である。最大リスクはDOJ控訴審での構造的救済(Chrome/Android分離)の復活と、AI Capex が利益率を圧迫し続けるシナリオである。

2. 事業構造と競争優位性

2-1. セグメント別売上(Q1 2026)

セグメント売上YoY営業利益コメント
Google Services$89.6B+16%高収益の屋台骨Search +19% / YouTube広告 +11% / Subs・Platforms・Devices +19%
┗ Google Search & other(Services内)+19%AI Overviews/AI Mode で検索が加速、広告毀損懸念を払拭
Google Cloud$20.0B+63%$6.6B(margin 32.9%)前年 $2.2B・17.8% から急拡大、バックログ $460B 超
Other Bets(Waymo等)小規模営業損失Waymo は $126B 評価で $16B 調達
連結合計$109.9B+22%営業利益率 36.1%純利益 $62.58B / EPS $5.11(+81%)

Google Cloud のバックログ(受注残)は QoQ でほぼ倍増し $460 billion 超、うち約50%が今後24ヶ月で売上計上見込み。これは Cloud の成長持続性を裏付ける最重要指標であり、エンタープライズAIインフラ/ソリューション需要が GCP の容量制約を上回っている状況を示す。

2-2. 競争優位性(Moat)

  1. 検索の構造的独占とAIによる防衛: 世界検索シェア約90%。当初懸念された「ChatGPT 等によるディスラプション」は、AI Overviews / AI Mode の実装と Search +19% 成長により、現時点では杞憂であったことが示されつつある。広告主の蓄積、クエリ網羅性、行動データの規模は容易に複製不能。
  2. フルスタックAI(Gemini + TPU + Cloud): 自社設計 TPU により学習/推論コストで他社(NVIDIA GPU 依存勢)に対し構造的優位。Gemini 3 が高評価を獲得し、Gemini App は MAU 750M 超。自社モデルが毎分100億トークン超を処理する規模は収益化エンジンに直結。
  3. YouTube の二重収益: 広告(Q1 +11%)+ サブスク(YouTube Premium/TV)の二本柱。動画領域での圧倒的リーチは Netflix/TikTok 等とは別軸の防衛線。
  4. オプション価値(Waymo / Other Bets): Waymo は $126B 評価で $16B を調達、週間有料乗車 500K 超、2026年末に週100万回を目標。連結業績にはほぼ織り込まれていない潜在的な SOTP アップサイド。

2-3. SWOT

項目内容
S (Strength)検索シェア90%・Search +19%成長 / Cloud +63%加速+$460Bバックログ / フルスタックAI(Gemini+TPU)/ TTM営業CF $174B / 営業利益率36.1% / $4.2T時価でも+22%成長
O (Opportunity)Cloud のシェア拡大余地(AWS/Azure 追走)/ Gemini 収益化本格化 / Waymo の SOTP 顕在化 / Capex 投資回収によるCloud margin 更なる拡大 / 自社株買いによるEPSレバレッジ
T (Threat)DOJ控訴審で構造的救済(Chrome/Android分離)復活リスク / データ共有・シンジケーション義務による検索Moat希薄化 / 生成AIによる検索クエリ代替の長期リスク / AI Capex競争の過熱と投資効率悪化 / EU/各国規制

3. 直近業績とファンダメンタル

3-1. 四半期・通期推移

指標FY2025 通期Q4 2025Q1 2026
連結売上大幅増$113.8B$109.9B(+22% YoY)
営業利益率31.6%36.1%(+2pt YoY)
純利益$34.5B$62.58B
希薄化後EPS$10.91$5.11(+81% YoY)
Google Cloud 売上$20.0B(+63%)
Cloud 営業利益(率)$6.6B(32.9%、前年17.8%)
FCF$73.3BTTM 営業CF $174B
四半期配当$0.21 宣言$0.21

読み解き: Q1 2026の純利益+81%・EPS$5.11は一部に投資有価証券の評価益等の非経常要因を含むものの、コアの営業利益率36.1%とCloud利益の構造改善($2.2B→$6.6B)は本質的な収益力向上を示す。AI Capexの先行投資にもかかわらず連結営業利益率が拡大している点は、Capex 懸念派への強力な反証である。一方、巨額Capexの減価償却が2026〜2027年にかけて費用化されるため、2027年EPSコンセンサスが一旦 $13.27 と2026年($14.22)から鈍化する見込みは留意点(投資回収のタイムラグ)。

3-2. 株主還元

  • 配当: 四半期 $0.21(年率 $0.84)。配当利回りは約 0.24% と低い(成長株として配当より再投資・自社株買い優先)。kabutan調査で配当期待23位なのは妥当。
  • 自社株買い: 期限なしの継続的な repurchase program を保有。Q4 2025だけで $5.5B 規模。巨額FCFを背景にEPSを下支え。

3-3. 株価指標(2026/6/23 時点)

指標
株価$345.21
時価総額約 $4.2 trillion
発行済株式数約 12.1 billion(A+C+B合算ベース)
FY2026 予想EPS(コンセンサス)約 $14.22
Forward P/E(2026E)約 24.3x
FY2025 実績EPS$10.91
TTM P/E約 31x
配当(年率)$0.84
配当利回り約 0.24%
TTM 営業CF$174B
FY2025 FCF$73.3B
🔒

バリュエーション・投資判断・目標株価(非公開)

3アプローチのバリュエーション、結論(BUY/HOLD/SELL)、12ヶ月目標株価レンジ、エントリー/エグジット戦略・トリガーは、筆者の個人用メモとして非公開にしています。

パスコードが違うようです。

※ この先は非公開です(筆者が個人利用のために解錠します)。

【免責事項】 当ページの情報はAIによる分析を含む一般的な情報提供であり、投資助言・売買勧誘ではありません。当サイトは金融商品取引法上の登録業者ではありません。分析・数値は作成時点のもので、正確性・完全性を保証しません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。